ProductManagerConference2019 に参加した

Keynoteは「INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント」の著者、Marty Caganさん

2019/11/12(火)、13(水)に開催されたProduct Manager Conference 2019に参加したので備忘と実行委員のみなさまへの感謝を込めてブログを書いてみる。
(僕が参加したのは12日だけ)

参加した理由と目的は、最近まで BtoB Saasの開発をしていたのだけど、開発体制の作り方とかプロダクトの開発はスクラムじゃないと無理だなー、と感じて今年3月にスクラムマスター研修を受けて認定スクラムマスターを取った。
一方で、多くのケースで企画やProductOwner等、発注者になることが多い、仕様を出す側がしっかりしてないとそもそも開発の前にプロダクトがの成功は覚束ないと感じていて、そのヒントが得られるのではないかと思ったから。
ちょうどCaganさんの本を読んでる最中だったり、最近出版された及川さんの本を積読本に追加もしていた。

1日目だけだけど、参加したセッションの感想など書いてみる。

ORDINARY PEOPLE, EXTRAORDINARY RESULTS
Silicon Valley Product GroupPartner and Founder / Inspired著者Marty Cagan

タイトルは「普通の人たちで、普通じゃない成果を」みたいな感じか。
プロダクトを作る上での基本原則とか、考え方、フォーカスすべきことなどなど、Inspiredに書かれていることをダイジェストで。
採用の話とかはかなり面白く、このセッションだけで3時間くらい欲しいと思った。

印象に残っているのは「Product Discovery」という言葉
3月に受けたスクラムマスター研修でも目にしたのだけど、要件定義よりもずっといい言葉だとおもう。
ツイートしたらそこそこ反応があって、同じように考えてる人は他にもいるんだなーと。

定義、ではなく探索。
そう考えるだけで、もっと実験して、リスクを取って、フロンティアを開拓せねば!と思えてしまう。

Special Session
TransferWiseHead of Product Kaarel Kuddu

国際送金サービス、TransferWiseのKaarel Kudduさんのお話。
僕も中国にいた時に国際送金とかは課題として感じてました。
ローカルチームへの権限移譲は大事だよって話が印象的。
あとは解決したいペインにフォーカスしていれば、プロダクト自体はシンプルでもいいんだなーと感じた。

海外の現場を訪問してわかったコード中心ビジネスの時代におけるプロダクトオーナーシップ
川口 恭伸

ユーザーストーリーマッピングの著者、Jeff Pattonのスクラムプロダクトオーナー研修を受けたいと思っていて、
今年は見逃したので来年の予定を聞いてみたら春ごろにまた開催するかもらしい。予算を確保しておかねば。

僕が受けたスクラムマスター研修でもお世話になった川口さんのセッション。

川口さんの発表毎回面白いけど、今回もキレッキレだったw
ちゃんとスクラムのタイムボックスを守って、残りのスライドはインクリメントされましたw

長くなってきたので前半はここまで。

この記事を書いた人

ちくちゅう