Techresidence Meet Up Vol.1に先日発表があったエンジニアスクール「42 Tokyo」の長谷川さんが参加されていて、概要をご説明いただいた後、教室も見学させてもらった。
特徴は課題を解いた後、それをピアレビューして相手に理解しもらわないと課題が終了とみなされないこと。
レビュアーはランダムに選ばれ、相手のレベルも決まっていないので、自分よりスキルが高い人に当たることもあれば、低い人に当たることもあるとのこと。
スキルが高い人には理解してもらいやすいだろうけど、低い人にはコードの動きや意図以前に制御構文とか基本的なところから説明が必要なケースも発生し、アカウンタビリティが相当鍛えられそう。
長谷川さんがパリで受講していた時は「なんでフランスまで来て受講してるの?日本にはこういうところたくさんあるんじゃないの?」って煽られたそうな。
コンピュターサイエンスの学位が無くても、いきなり実践から学習できる仕組みは、文系からエンジニアになる人も多い日本にはマッチしてそう。
教室は東京タワーが見える六本木の高層ビルの一室で、24時間365日開いていていつでも使える。
パリでは教室で寝泊りしてる人がいて問題になったらしいw
今はまだ誰もいないけど、来年の1月から最初の試験が開始され、結果が出るのは3月頃、4月からはここが生徒でいっぱいになる。
このあたりの期間はうろ覚えなので公式の情報みてください。
試験自体もカリキュラム同様、大量の課題を与えて本人の自主性に任せて進めてもらい、期間中に最後までやり切った人しか合格できない。
今現在の応募者は6000名超、合格率はおそらく3%くらいではないか、とのこと。
最初の卒業生が出てくるのは来年の終わりくらいかな。
日本のIT人材の底上げ効果に期待。
出身者と一緒に働くのが楽しみだ。